兵馬俑

こんにちは。
NYKオフィスの前川です。

 蒸し暑い日が続いていますが、体調崩されたりしていないでしょうか。
季節の変わり目ですので、体調にお気をつけ下さい。

 突然ですが、大阪中之島にある国立国際美術館で7月5日火曜日から
開催されている『兵馬俑展』をご存じでしょうか。

 私もそうでしたが、そもそも『兵馬俑』という文字だけでは、
何のことなのかピンと来ていない方もいらっしゃるかもしれませんが、
こちらの写真のような像が数千体という数で整然と並んでいる遺跡です。

 

IMG_20160706_070703-1

 

思い出して頂けたでしょうか?

 私は、学生時代に社会の教科書でこの兵馬俑の軍団の写真を見て、
この圧倒的な存在感に衝撃を受け、何故か物凄く惹かれたのを覚えています。
今回この展覧会を知り、絶対行ってみたいと思ったのは良かったのですが、

一体何の像だったのかは全く覚えていませんでした。
そこで、展覧会をより楽しむために、行く前に軽くおさらいを
してみたいと思いますので、良ければお付き合い下さい。

 兵馬俑とは、始皇帝の魂を『永遠』に守るための
巨大な施設である陵園から発見された像の軍団です。

 この陵園に埋葬されているのが始皇帝で、
小国であった秦の国を巨大帝国にした人物です。

この皇帝を『永遠』に守るために、兵馬俑の軍団が作られたそうです。

この像の軍団は、将軍や騎兵など色々な兵馬俑があり、
その一体一体の顔が違い当時の人々の顔立ちも知る事が出来ます。

 死後の世界でも『永遠』に支配者であろうとした
始皇帝が作らせたものが陵園。

エジプトのピラミッドもミイラも、王の死後、王が復活出来るように
肉体や机などの生活用品を一緒に埋葬した点で、中国とエジプト、
場所は違っても絶対的な権力者の復活を願う気持ちは同じなのでしょうか。

民が王の復活を願って意欲的に作ったのか、嫌々作らされたのか
どうかは分かりませんが、このような大きな施設を作る事が出来るということは、
それだけの財力や権力があったということ。

『権力』は、こんな昔からあるのだなとしみじみと思ってしまいます。

 兵馬俑のレプリカと一緒に写真が撮れるコーナーもあるみたいですので、
興味がある方は是非行ってみて下さい。

コラムの最新記事

労務に関する相談を受け付けています。お気軽にご相談ください 06-6622-4864
ページ上部へ戻る