起きて働く果報者

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こんにちは、NYKオフィスの上田です。

近年、生産性向上等の観点で話題となっている言葉に プレゼンティズム(Presenteeism)という言葉があります。

 

これは、出勤しているのに体調不良(生活習慣病、花粉症、腰痛、眼精疲労、風邪、インフルエンザやメンタル面での不調、寝不足や二日酔いなんかもそうですね)でパフォーマンスが低下している状態をいいます。

 

 

一方、欠席を意味するアブセンティズム(Abusenteeism)があり、欠勤や休職、あるいは遅刻早退など、心身の不調により職場にいることができず、業務に就けない状態を意味し、目につきやすいこともあるのでしょうか、従来はこの予防と対策がメインに行われていました。

 

しかしながら、アメリカで発表されたデータによるとアブセンティズム(欠勤等)による損失よりもプレゼンティズム(体調不良)による損失は3倍になると試算されております。

 

それでは、「自社の従業員に対して効果的な施策を早速取り組んでみよう!」となっても、「何からはじめれば・・・・」「あまりコストがかかることは避けたい・・・・・」と思われる経営者も多いのではと思われます。

 

そこで、まず協会けんぽ(加入事業所限定です)を活用することから始めてみては如何でしょうか。

事業者検診(定期健康診断)結果データを協会に提供(40歳以上~75歳未満の被保険者)し、特定保険指導を希望すると、保健師または委託実施機関による保健指導を利用することができ、生活習慣を改善して、健康の保持増進を図ることができます。

 

 気温の寒暖差が大きく、乾燥の影響を受けやすい季節です。

 健康の保持増進に努め、今月も元気に楽しみましょう。

 

 「元気が一番、元気があれば何でもできる!」(アントニオ猪木さん)

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